とりあえず歩いてみようと思う。

ADHD/ASD診断済みで毒親持ちの白衣の天使が呟きます。

①毒親に無断で相続放棄した話。

思ったよりもかなり長くなったので分割することにしました。

更新に時間がかかるとは思うのですが、温かく見守って貰えれば何よりです。

 

 

私の父は昨年亡くなりました。

その際に毒親である私の母親と騒動があったのですが、それについては詳しく書いた記事があるのでそちらを参照してください。

今回は私が父親の相続放棄をした時のお話をさせてください。

 

私は父と亡くなる前、最後に会ったあとから相続放棄のことを考えて動いていました。確かに父が亡くなっていない段階でこんなことをするのは鬼畜なのかもしれません。

でも、父が亡くなった後に知識も何もなければ母親にまた丸め込まれてしまうと思ったから。

父が最期に私にくれた「好きにしろ」と言う言葉。

それを無駄にしたくなかったから。

自分の人生ちゃんと生きていきたいと思ったから。

 

話を相続放棄に戻します。

今回私が相続放棄をしなければ、と焦っていた理由は母親が作っていた負債のせいで。母親名義はまだ今は良いとしても、母親が家計を握っていた為父親名義でもクレジットカードが何枚もあって。勿論キャッシングもしていると考えられます。

 

私が絶対負債があると考える理由は小さい頃からありました。幼い時に見た父親の給料口座の通帳にはマイナスが付いていました。それを見て小学生くらいまでは通帳に皆マイナスが付いているものだと思ってました。うちの家だけじゃなくって誰でも。

後々それが異常だと言うことに気づくんですけど。

しかもクレジットカードも何枚も持っていて、父親名義で作ったカードを母親が色々と使っていたのを覚えているんです。クレカのキャッシングについては確実にあることは分かっているけれど、いくらあるかは最早考えたくもないというか。

銀行の方も小学生の頃にはもう3桁に近い借金があったと言う事は、今頃どれ位に膨れ上がっているのか考えたくもない訳で。正直父が亡くなる前から相続放棄すると言うことは母親だけではなく父にも伝えていました。

 

父が亡くなったらすぐに相続放棄の手続きをできる様にと考えてはいても。

正直20と数年程度しか生きてない上に今までそういう手続きは携わったことが無い為自力で調べる所から始まります。

 

私の希望として、

自分でもできることは知っているけど、知識も時間もないのでプロに任せたい

と言う考えは最初からありました。

 

理由として、

①戸籍がバラバラ

とある地方都市生まれの私ですが、何故か本籍は山手線のとある駅が目の前にあるという立地。日露戦争と同じ年に生まれた祖父が戦前に住んでいた住所だそうです。

戦前って最早いつから状態。

それでいて父の最後の住所は東京から離れた地方都市

そして私は首都圏のとある県に本籍と住所を移していて。

 

私何ヶ所役所に行けばいいの??

 

せめて父の本籍が最後に住んでいた地方都市であれば良かったのに。

その上、私はすでに結婚していて父の戸籍からは離脱している為、戸籍を取るとなると母親の協力が必要なのではないか?という不安がありました。

(正直ここは弁護士さんにお願いすることを決めてから詳しく調べてません。その時私が思った不安なこと、としておきます)

 

父の状態が急変していたのが10月ということもあり、手続きが年を跨ぐ可能性もあったのでそうなると戸籍集めや書類作成を自分でやることにはリスクしか感じませんでした。

 

②何かあった時に頼れる法律家の方と繋がっていたい

これから先母親との関係性がどうなるかわからない以上、何かあった時に弁護士さんに介入してもらうことは以前からずっと考えていました。正直父親が亡くなる前から母親との関係性を相談しようとしていたのですが、私の先輩の知り合いの弁護士さんに母親の話をしたところ、こんなメッセージが来ていました。

 

ちょっと全体的な親子関係は、弁護士や警察さんマターにするのは慎重にした方がよいと、老婆心ながら思いますね。火に油を注ぐ結果になりかねないですね。

相続放棄は、本人以外は手続き出来ないと思います。詳しくは弁護士さんですが、これもお母様と直接連絡取らずにエビデンスを取っておく形が先ずは望ましいですね。

取り敢えず、法テラスか弁護士会の電話相談などで、出来るとこまで進めて、といった感じでしょうか。

警察さんも弁護士さんも大事には出来るでしょうが、大事になると更に修復不可能どころか、悲惨な結果になる恐れが心配です。

 

知人を介してですが、弁護士さんからの返答を見て頭を抱えたのは言うまでもありません。

だからこそ、今回相続放棄ではありますが家族背景などまで分かって下さっている方にお願いしておきたくて。

何かあった時の安心感がやっぱりあると思ったんですよね。私の仕事でも専門領域があって、自分の領域以外のことは簡単には分かるけど正直に言うと深いことは分かりません。弁護士さんもそれと一緒だと思ったんですよね。

 

③正直時間が本当にない

父が亡くなった時は、普通に夜勤もやって日勤でも毎日19時から20時位に帰るのがデフォルトな職場だったので、休みの日はアクティブに動くなんてまず無理!!!!みたいな状態でした。

それなのに色々な場所から戸籍を取り寄せる?家庭裁判所に行く?そんなことできるか!!!ということで最初からプロにお任せしようと思ったのは正直此処が一番大きかったかもしれません。

 

 

因みに、相続放棄って一応親族に報告しなきゃいけないかも?

とか思うかもしれませんが、

 

勝手にやっても大丈夫です!!!むしろ権利!!!

(※一応報告できる様な信頼できる親族がいるとか迷惑をかけたくない親族がいたら報告することも必要だったりするとは思います)

 

そしてなんとか弁護士さんを見つけることができたのですが、そのお話はまた次で。